評 ( January 31 , 2012 )


評 - ドフトエフスキーとは何なのか? -



『 罪と罰 』、『 カラマーゾフの兄妹 』、『 地下室の手記 』、『 白痴 』、『 未成年 』 、『 悪霊 』などなど、 学生時代には、時間と暇をもてあまして、貪るように、フョードル ・ ミハイロヴィチ ・ ドストエフスキー ( Фёдор Миха́йлович Достое́вский ) の大作なんかも読みました。

今思えば、果たして、無知で世間知らずな青二才が、この聡明な作者が綴る、人間の奥深い内面を理解し得ただろうか? そう思うと改めてこれらの作品を読み直してみたいものだが・・・・・ 読書に必要な集中力や体力ももう限界なのかという思いだけが脳裏に・・・・・ 再び今思えば、若くて、無謀なこともまた、羨むべき才能だったような気がします。
 


ドフトエフスキー ( 山城むつみ ver-1 ) 
( ドフトエフスキー / 山城むつみ / 講談社 )


ドフトエフスキー ( 山城むつみ ver-2 ) 
( ドフトエフスキー / 山城むつみ / 講談社 )


( 内容解説 )
ドストエフスキーの、いわゆる地下室的主人公たちは、ことさらに他者に対して、天の邪鬼に反対し、不同意を突きつけているように見える。しかし、彼らは、ほんとうは他者の言葉に強く引かれ、それに自分の声を合わせたいのだ。ただ、それに声を合わせようとして、どうしても合わせることができないとき、協和と同意の合致点からのその微小なズレには、激しい斥力を持つ異和が生じる。それは、反論や不同意が産み出す反撥と似て全く非なるものだ。のみならず、そのような反撥よりもはるかに強烈な不協和、憤激を呼び起こすのである。本書は、そのような異和を、反論と不同意から生じる反撥と区別して「 ラズノグラーシエ 」 と呼び、この強い斥力こそがドストエフスキーの世界の主な動力になっていると考えている。
( 本書まえがきより )




参考サイト : 講談社BOOK倶楽部






スポンサーサイト

テーマ:日常 - ジャンル:福祉・ボランティア

[2012/01/31 17:29] | 気になること | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
| ホーム | 次のページ>>